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erectri*memo

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リクちょっとだけ。

CDとDVD取ってきましたー!
まだ聞いてませんが(^^;)


何もないのもアレなので、まだ仕上がってないのですが続きからリクの前半部分だけあげておきます。
露立波な三つ巴です。CPとしては露立・波立。
前半は波立のターンです。

あと、R18なので申し訳ありませんが18歳未満の方は閲覧をお控え下さい。

Attention!!




以下の注意事項をよくお読み下さい。


「private collection」は性的な表現や倫理に反する内容が含まれるため、年齢制限を設定しています。

18歳未満の方、および高校生の方の閲覧はご遠慮下さいますようお願い申し上げます。


上記の理由から、18歳以上の方であっても性的な内容が苦手な方にはお勧めしません。
気分が悪くなったりしても責任は取りかねますので、少しでも「ダメかも」と思った方は見ない方がよろしいかと思います。


心身共に18歳以上で、どんな展開にも耐えられそうな方のみ自己責任でお楽しみ下さい。


上記の条件に承諾いただけない方はブラウザバックでお戻り下さい。

●R18です。
●根底に一応波→リト←露があります(波立・露立)。
●ちょっと無理矢理な場面があるかも。



大丈夫な方のみ下記からどうぞ。
※妄想と割り切ってお楽しみください。



private collection

ロシアのいない時を見計らってリトの家に遊びに来た。
キッチンでお茶を淹れているリトに「大人しく座っててよ」と言われたけれど、構わずに家の中を物色する。ペアの皿やグラス、リトの趣味じゃない装飾品。きっと寝巻きなんかもおそろいなんだろう、なんて創造を張り巡らせてしまう。
こうしていると、たまに会っているはずなのにオレの知っているリトは随分遠くへ行ってしまった気がする。オレの知らないリトがどこかにいるってだけでどうしようもなくイラついて同時に物寂しい気持ちになる。
リトが幸せならそれでいいんじゃなかったん?と自分に言いきかせてみても、本能は理論なんかで動かされるはずがなかった。こうしてロシアの目を盗んでここにいる事実だけでもそれはわかる。
もっとも、リトはそんな考えをオレが持っているなんて事は夢にも思わないだろう。今までだって別に仲良く幼なじみをしていたわけじゃない。それなりの関係にもなった事はあるけれど、少なくとも今のリトはオレよりあいつを選んでるわけで…つまりオレは周りから見ればただのリトの幼なじみでしかない。
…なぁ、それって何なん?
こんなに苦しいのにリトの隣にいられるこの立場も捨てられん。中途半端な自分に嫌気がさす。
「ポー、どうかしたの?」
考え込むオレをリトは不思議そうに眺めた。本当は「今日は何しに来たの?」って言いたいのかもしれない。
「リト、こっち来るしー」
オレは自分の座っているソファーの隣をポンポン叩いていつものように笑った。
「…どうしたの?」
リトは何の警戒心もなく隣に座った。まぁオレがTPOに関係なくリトにじゃれるのはいつもの事だから、きっといきなり押し倒してもふざけているとしか思わないに違いない。
「…リト」
「え、ちょっ…」
リトの言葉を塞ぐようにキスをしてそのままソファーにもつれこむ。全く警戒心のないリトは、大した抵抗もないままいとも簡単にオレに押し倒された。
「…ふ、ぁ……何ポー、どうしたの…?」
長いキスから解放されてリトはそう口にした。
オレを見上げる潤んだ瞳が困惑を物語っている。どうしてこんな目に遭っているのか、これからオレがどうしたいのかも本当にわかっていないようだった。
…オレは今はただの親友なんだろうか。こんなにも意識されない程に。
そう思うと、この状況をどうしてもリトにわからせてやりたくなった。今ならふざけただけだと言い訳もできる。引くなら今だ。でももうそんな気はかけらもなかった。
「ポー?」
黙り込んだまま押さえつけた手に力を込めると、ようやく不安を帯びた声でリトがオレの名を呼ぶ。
構わずにオレはリトに馬乗りになった状態で首筋に舌を這わせた。
「ん…や、っあ……ポー…どうし……」
オレに気があってもなくても、体は素直に反応する。それに少しだけ救われた気がした。
「どうして…?こんな事しとるんよ?!リトの事好きだからに決まっとるし。」
「でも……」
好きだからって一方的にこんな事していいわけない事くらいわかってる。
でもリトが本気で抵抗すれば振り切れるはずなんよ。そうしないって事はリトは少しはオレの事好きでいてくれるって思っていいん…?
だからあえて本気で嫌がる素振りを見せないリトのほんの少しの好意にオレは甘えた。


「ど…して……こんな事…」
行為が終わってリトは目を合わさずにそう呟いた。
「…やりたかったんよ。べつにいいやん、リトだってちゃんと感じとったし。」
当たり前だ。知り尽くした身体を満足させることなんて難しいことじゃない。そうする事でオレはリトを共犯者に仕立てた。
「でも…オレ、ロシアさんに……」
「言わなきゃ大丈夫じゃね?別にオレはお前らに別れろって言っとるわけじゃないんよ」
リトがこういう事を良く思っていない事も、これからもこんな関係を続けられる性格じゃない事もわかっている。
だからこそ、「無かった事」にすればいい。そうほのめかしてもリトは納得いかないようだった。
それでも「親友だと思っていたのに」という類の事は一切言われなかった。それがこういう関係になるのが初めてじゃないからなのか、今でもオレの事を気にしてくれていたからなのかはわからない。
けれどそれはオレにとって幸運なことではなかった。結局選ばれたのはオレではないのだから。


…続きます。

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